映画 「ヘアスプレー」 / アダム・シャンクマン監督
個人的には、
「デブ」と「可愛い」は両立する!
ということを証明した映画かと。
↓ネタばれあり
テーマ:HAPPY(*≧∀≦)ノ♪ - ジャンル:日記
世界悪女大全 淫乱で残虐で強欲な美人たち
/ 桐生 操 / 文春文庫
桐生操は「本当は恐ろしいグリム童話」の著者。
ソルボンヌ大学(パリ大学)、リヨン大学でフランス文学・歴史を
専攻していた日本人女性2人がそこで出会い、
帰国後、共同ペンネームの”桐生操”で執筆活動を始める。
この本を読むと、女の友情なんて存在するのか、
女なんてあまりにも冷酷だし・・・って思ってしまうが、
桐生操にはあったのでしょう。
世界中の悪女が次から次へと出てきて、もう誰が誰やら。
記憶力のない私には読み終わった後に
本で読んだ知識がほとんど残っていない状態に。
インパクトは小さいけれど、心に残ったのは
マリリン・モンローとエビータ。
世界各国の、いろいろな時代の、
ゴシップ紙を読んだような気持ちになりました。
イン・ザ・プール / 奥田 英朗 / 文春文庫
伊良部総合病院神経科の精神科医・伊良部一郎。
変わった症状で受診する患者よりも、さらに変わった医者。
これといった治療はせず、注射のために毎日通院させる。
症状は悪化していくが、伊良部と話し、
彼のハチャメチャな行動に巻き込まれ、快方に向かう。
読みながら声を出して笑ってしまった。
伊良部一郎の突拍子のなさが、面白い。
面白いだけでなく、
患者たちの症状と、その原因となった心の動きに
ヒヤリとした。
自分にも起こりえるのでないかと。
↓ネタばれあり
裁判狂時代 喜劇の法廷★傍聴記
/ 阿曽山大噴火 / 河出文庫
大川興業所属の阿曽山大噴火が書いた、裁判傍聴記。
裁判の傍聴に週5回(確か)は行くという。
週5…なんて熱心なんだ。
裁判所への入り方(東京地裁の駅からの道順まで丁寧に…)
から、傍聴する裁判の選び方、裁判の進み方まで、
教えてくれている。
裁判の傍聴について既に知識のある人には参考に
ならないかもしれないが、私のようにほとんど知らない
人にとっては面白い。
裁判の傍聴記というと、不謹慎だと言われる本もあるけれど、
この本は自分の視点から考えを述べていて、
読んでいて不愉快に思うことはなかった。
Wikipediaで調べたら、阿曽山大噴火はギャッツビーの
ヘアカラーのCMにでていた、とのこと。
どんなCMだったかなぁ。
気になる。
ジョゼと虎と魚たち / 田辺 聖子 / 角川文庫
「ジョゼと虎と魚たち」の映画は観たことがあって、
これがなかなか面白かった。
映画を観てから数年後、原作を読んでみた。
他の短編は、ねっとりとした恋愛小説。
あまり読み慣れていないジャンルなので、
うーん、なんとも。
↓ネタばれあり
家を買いたくなったら / 長谷川 高 / WAVE出版
友人がマンションを買ったとか、先輩が家を建てたとか、
身近な話題だったが、自分のこととなると、
まだまだ、とてもとても、と思ってしまう。
でも、いつかは・・・と思わないでもない。
具体的に、家を買う予定が立っている人や、
綿密な計画を立てている人には、
あまり役立たないかもしれないが、
私のような、漠然と、いつか家を持てたらいいなぁと
夢見ている人にはちょうどいい本。
家の大きさや豪華さが、その人の幸せの度合に
比例するわけではないし、
家を買うことがイコール幸せってことでもない。
欲しい家のこと自体を考えるよりも、
まず自分自身の(そして家族の)幸せを考えて、
そこから欲しい家について考えてみる。
家を買いたくなったら、
まずそこからスタートしてみようと思った。
キミは他人に鼻毛が出ていますよと言えるか
/ 北尾 トロ / 幻冬舎文庫
…私には言えない。
(家族なら可。)
友達や同僚はたぶん無理。
親友は…その鼻毛の状況による。
(控え目な感じなら言わない。親友の人生を狂わせてしまう恐れが
あるくらい派手に出ているなら、勇気を振り絞って言おうと思う。
しかし、それなら自分で気づくんじゃぁ。)
他人に鼻毛が出ていることを指摘する、など、
相手のことを思いやり、
かつ、自分の精神的ストレスを取り除くための
著者の勇気を必要とする行動を描いた
エッセイというかドキュメンタリー。
電車で知らないオヤジに話しかけ飲みに誘う
できません。
激マズ蕎麦屋で味の悪さを指摘する
言えないなぁ。
知人に貸した2千円の返済をセマる
これはできる!数百円ならできないけれど、2千円なら言う!
など、ちょっとしたことでも、
行動を起こすのに勇気がいるが、
その勇気が奮い起こせるかどうか、
時には試してもいいかも。
駆けこみ交番 / 乃南 アサ / 新潮文庫
新米巡査、高木聖大の、世田谷区等々力交番での物語。
「ボクの町」の続編。
「ボクの町」は警察学校を卒業したての話だそうだが、
こちらは生憎まだ読んでいない。
例えば、小さい頃からその職業に憧れていたとか、
何らかの体験をキッカケにその職業に就こうと心に決めたとか、
そういう気持ちがあって、その職業に就くことは幸せだ。
高木聖大はそんな志はもともとなかったが、
働くうちに立派な先輩に対する憧れや仕事への誇り、
責任感を養っていく。
(かと言って、真面目な青年という訳でもなく、
ややチャラい今時の若者なんだが)
地元の7人のおじいちゃん・おばあちゃんクラブ
(とどろきセブン)と仲良くなり、
情報交換したり、ゴハン食べたり、語り合ったり。
今時の若者はおじいちゃんおばあちゃんと接することは
少ないから、親しく接することによって初めて、
彼らにも青春時代があり、慌しい結婚生活があり、
そして今、仕事の第一線から身を引いた穏やかな日々が
ある事を知る。
そして、その穏やかな日々っていうのも意外と刺激に満ちて、
楽しんでいる。
こういう仲間を得て、楽しい老後を過ごすために、
今を頑張ってみようかな。
センセイの鞄 / 川上 弘美 / 文春文庫
芥川賞作家、川上弘美の小説を初めて読む。
37歳の女性と、彼女の高校時代の国語のセンセイ(60代)の話。
酒の飲み方がシックリきて、肴の趣味も合う。
つかず離れずの関係。
心地よい距離間。
そして。
こういう人間関係って素敵だと思うが、
子供の頃に読んだ青春小説にあるような友情みたいに、
現実には起きないんだろうなぁ。
少なくとも私には。
2003年に小泉今日子主演でドラマ化されたらしい。
センセイ役は柄本明。
小泉今日子は角田光代原作の「空中庭園」の映画(2005年)も
主演していた。
役に合っているというか、それっぽい感じ。
綺麗で澄ましていて、でも違うの!みたいな。
パンク侍、斬られて候 / 町田 康 / 角川文庫
この題名。
この文庫の表紙。(町田康本人のコスプレみたいな写真)
以前本屋で見かけて、てっきり町田康のパンクな自伝なのかと
思っていた。
パンク侍、海を渡る、世界に日本のパンク魂を見せてやる、
全米デビューの道、みたいな感じのノン・フィクションかと。
町田康は芥川賞作家だったのですね。
町田康は最近布袋○泰に殴られたミュージシャンだったのですね。
読んでビックリ。
近未来時代小説とでもいうのか、
設定もぶっ飛んでいるし、
ストーリー展開もぶったまげた。
語り口が面白い。
なんとなく高橋源一郎の「さようなら、ギャングたち」を思い出した。
(高橋源一郎の本はこれしか読んだことがないが)
そしたら、文庫本の解説を高橋源一郎が書いていた。
Author: itsudemo
通勤電車の中で、本を読んでいます。