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駆けこみ交番 / 乃南 アサ / 新潮文庫
新米巡査、高木聖大の、世田谷区等々力交番での物語。
「ボクの町」の続編。
「ボクの町」は警察学校を卒業したての話だそうだが、
こちらは生憎まだ読んでいない。
例えば、小さい頃からその職業に憧れていたとか、
何らかの体験をキッカケにその職業に就こうと心に決めたとか、
そういう気持ちがあって、その職業に就くことは幸せだ。
高木聖大はそんな志はもともとなかったが、
働くうちに立派な先輩に対する憧れや仕事への誇り、
責任感を養っていく。
(かと言って、真面目な青年という訳でもなく、
ややチャラい今時の若者なんだが)
地元の7人のおじいちゃん・おばあちゃんクラブ
(とどろきセブン)と仲良くなり、
情報交換したり、ゴハン食べたり、語り合ったり。
今時の若者はおじいちゃんおばあちゃんと接することは
少ないから、親しく接することによって初めて、
彼らにも青春時代があり、慌しい結婚生活があり、
そして今、仕事の第一線から身を引いた穏やかな日々が
ある事を知る。
そして、その穏やかな日々っていうのも意外と刺激に満ちて、
楽しんでいる。
こういう仲間を得て、楽しい老後を過ごすために、
今を頑張ってみようかな。
Author: itsudemo
通勤電車の中で、本を読んでいます。